「法テラスってどんな機関なの?」とよく聞かれるので簡単に教えます

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皆さん、こんにちは。
フィギュアスケート選手の歴代衣装を検索してはあまりの美しさに感銘を受けまくるさおりん村長です(さすがはアートスポーツ)。

ところで、さおりん村長は以前の仕事に就いているとき、家族や周りの知り合いから「法テラスってどんな機関なの?」としょっちゅう聞かれることがあり、その都度説明をしていました。

さおりん村長はステッキを所持していません


それはつまり法律の世界に関わりがない方にとっては「法テラス」とその役割があまり分からない事柄なんだろうなということで、今回の記事では「法テラスとは」「法テラスの役割とは」について、なるべく簡単にご説明していきたいと思います。

なお今回の執筆にあたっては、法テラスの公式HPを参照しました。
また、さおりん村長は法テラスで働いていた訳ではありませんので、とくに面白い裏話とかはありません(いつもは超絶面白い記事ばっかり書いてるのにね〜〜〜〜っっっっっ)。

法テラスとは

まず、法テラスとは「法トラブルで困っている人のために、国が設立した機関」です。正式名称は「日本司法支援センター」です(これは覚えなくていいよ)。

法テラスで働いている人たちは法律の専門家(弁護士)ではありません。つまり、相手が専門家でない以上、法テラスで働いている職員さんに法トラブルについての相談をしてはいけないということです。
法律に関するトラブルは必ず弁護士に相談しなければならないので、窓口として法テラスを通すことはあるものの、法トラブルの具体的な内容については弁護士に相談するという形になります(これは勘違いする人が多いので覚えてね)。

法テラスの役割

多くの人にとって、法テラスの役割についてはそこまで深く知る必要はありません(いざ必要が出てきたときに改めて法テラスや弁護士・司法書士の先生に教えてもらえばよい)。下記の3つを覚えておけば充分だと思います。

弁護士の先生や、司法書士の先生、その他の相談窓口を紹介してくれる。

さきほど申し上げたとおり、法テラスの職員さん相手に法律相談をすることは出来ません。
しかし、法テラスは法律相談ができる相手(弁護士・司法書士)や相談専用の各地方公共団体等の窓口の情報を教えてくれます

つまり「こんな感じのことで悩んでいるんだけど、誰に相談したら良いかな?」と聞いて、相談相手を紹介してもらうようなイメージです。

実際に紹介してもらうときは電話で良いっす。


しつこいようですが、法テラスで働いている職員さんに法トラブルについての相談をしてはいけないので、
会社の上司のパワハラに悩んでいるんだけど、この場合はスマホで録音しとけば良い? (・∀・)
それともノートに逐一メモを取るようにした方が良い?(・∀・)
人事に仲いいやついるからパワハラ上司の住所とか連絡先を聞いておいたほうが良い?(・∀・)
などと、法トラブルに関する具体的な動き方について法テラスに聞くのはNGです。
(どうしてもって言うなら聞いても良いけど「それは法テラスにはお答え出来ない事柄なので弁護士の先生に聞いてください。」ってすごい優しめに言われるだけだと思うお。)

要するに法テラスは相談相手を紹介してくれる役割を担っていると覚えておきましょう。



②弁護士・司法書士の先生に払う費用を、【一時的に】立て替えして支払ってくれる。

弁護士・司法書士の先生に何かをお願いすることになったとき、着手金や実費といった諸費用の支払いが必要になります(専門家にお世話になる場合にお金を支払うのは当たり前)。

事件の内容に寄りますが、着手金は数万〜数十万という金額になるのが普通です。困難な案件であればあるほど弁護士・司法書士の先生のやることが増える(仕事量が多い)ということになるので、必然的に着手金の金額は高くなります。

でも、
「数十万をボン!と用意して弁護士に支払うなんて出来ないよ〜!(´・ω・`)
だってお給料高くないし、貯金額だってもにょ
もにょ……(´・ω・`)」 という方も決して少なくありません。

そんなときにお金の部分で助けてくれるのが法テラスというわけです(ありがたい)。

法テラスは何十万という費用を一括で準備することが出来ない人の代わりに、一時的に立て替えをして、弁護士・司法書士にお金を払っておいてくれます

そのお金を受け取ったら(法テラスにお金を一時的に立て替えてもらうための契約(=代理援助契約)を結んだら)、弁護士・司法書士の先生は晴れて<代理人>として、相談してきた人のために動けるようになるというわけです。

弁護士バッジをつけ忘れた弁護士


ただ、一点注意があります
法テラスが行うのはあくまで一時的な立て替えであって、支払いの肩代わりをしてくれるというわけではありません。
よって弁護士・司法書士の先生に相談する人本人が、立て替えしてもらった分を少しずつ法テラスに返済していかなくてはなりません。(返さなかったらヤバいお〜〜〜ヤバいお〜〜〜。


なお、お金については、法テラスは着手金・実費の諸費用の立て替え以外にも、相談する人に代わって法律相談費用を支払ってくれるという役割もあります。

ちなみに「法律相談とはなんぞや」というと、弁護士・司法書士の先生に依頼するかどうかは関係なく、単発で簡単に相談を受けてもらうとき(だいたいの相談内容を聞いてもらって良い感じのアドバイスがほしいときとか)の相談を指します。

相談費用については、先程の着手金のような「立て替え」ではなく「支払い」をしてくれますので、相談する人が法テラスに返済をするという必要はありません(やったね)。

ここまでの話をまとめると、
法テラスは、法トラブルにあったときにお金の面で手助けしてくれるということです。
これ以上のことは、実際に弁護士・司法書士の先生に相談する段階まで来たときに「法テラスってなんですか?私も使えますか?」と改めて聞いて説明をしてもらってください(たぶん教えてくれる)。



③警察から捕まって自由に動けなくなった人のところに、弁護士を送り込んでくれる

若干言い方が変になりましたが(ちなみにわざとです)、要するに窃盗や詐欺などの容疑で警察に捕まったときに、捕まってしまった人のために法テラスが弁護士の先生を探して、捕まっている場所まで弁護士の先生が来てくれるように手配してくれるのです。

こんな喜び方になるのかは不明

捕まった人にも弁護士に相談する権利があります
ただ、捕まっていると自由に動けないので弁護士を探すのも現実的に難しいですし、貧困している場合であればお金がないので弁護士をつけられないという事態になります。
そんな人のために、法テラスが弁護士の先生を用意してくれて、弁護士の先生へ依頼する費用も支払ってくれるのです。

こんなことを言うと「え〜!? 犯罪者のためにお金を払ってあげるの〜!?(´・ω・`)」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、そもそも捕まったとは言え冤罪の可能性もありますし、故意でなくても過失でなんらかの事件を起こして警察に捕まってしまうことは、社会で生きている以上誰にでも起こり得ることです。なので「もしかしたら自分もお世話になるかもしれない」と思って、そのあたりは溜飲を下げましょう。

まとめ

ということで、今回は法テラスについての記事でした。
犯罪被害者支援など、上記以外の法テラスの役割はありますが、おおよそこのくらい覚えておけばだいたいの人は大丈夫かなというところまでご説明しました。
そしてもし詳しく知る必要が出てきた場合は、法テラスに問い合わせがてらどんなことをしてくれるのかと直接聞いたり、紹介された弁護士・司法書士の先生(専門家)に聞いてみてください。

なお、国の制度は変わることもあるので、その場合はこの記事の内容と実際の運用が異なる可能性があることも申し添えます。

面倒事には巻き込まれたくないさおりん村長でした。

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